去年の総括です。
本当はこの記事を2011年の最後に書く予定だったんですけど、ギリギリまで映画を観ていたのでブログ書けませんでした。
ちなみに2011年最後に観た映画はヴェルナー・ヘルツォーク監督の「キンスキー、我が最愛の敵」でした。良い映画でした。
最初に観た映画は覚えてません!!
本当に色々あった1年でした。去年よりも多くの映画を観る事が出来たし、より深い作品や監督に出会えたと思います。
意識的に多くの作品を観ようと2011年の最初から思っていたんですが、ここまで観るとは思いませんでした。最初は365本を目標にしていましたが、さすがに学生生活もそこまで暇じゃないなということで(学業以外にも個人的な目標もあるので)、200本ないし150本は観たいなという風に目標のハードルを下げました。
多くの作品を観る事は映画好きの人なら苦じゃないし可能な事だと思う。そこで重要なのはどういう作品を鑑賞するかという事で、その点に関して2011年は2010年よりも奥深く映画に関われたと思う。
それは今年の5月ぐらいに出会った人の影響が強く、その人の影響で色々な作品に出会う事が出来て映画についても2010年と比べてはるかに詳しくなった。
これからもその人との関係は続くだろうし、いつかその人と対等な知識量、立場で映画について話せたらとても幸せだな、なんて思います。
だから2012年は鑑賞作品数が少なくても価値ある作品を観れれば良いかななんて考えてます。しかし生涯鑑賞作品数が少ないので多くの作品を観なきゃとも感じています。
観ている映画の傾向としてはやっぱりヨーロッパの作品が多いですね。高校までは邦画を中心に映画を観てたんですけど、子供の時からヨーロッパという土地に憧れがあったので、洋画にハマってからはヨーロッパ映画を中心に観てるし、これからもどんどんヨーロッパ映画を観ようと思います。
アジア映画は正直に言って優先順位が低いのであまり観ないですね。
あと今年は観れるなら日本の戦前・戦後とかの監督の作品が観たいですね。小津安二郎とか。
2011年に観た映画に関して、観た作品名は1つ前の記事に書いているのでもう書かないですけど、印象に残った作品、監督、役者の名前を挙げようと思います。
まず作品です。
「アンダーグラウンド」エミール・クストリッツァ監督
「サヴァイヴィング・ライフ」ヤン・シュヴァンクマイエル監督
「戦場でワルツを」アリ・フォルマン監督
「ソウル・キッチン」ファティ・アキン監督
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」ラース・フォン・トリアー監督
「引き裂かれた女」クロード・シャブロル監督
「フィツカラルド」ヴェルナー・ヘルツォーク監督
「ブラック・スワン」ダーレン・アロノフスキー監督
「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」ラリー・チャールズ監督
「ライフ・アクアティック」ウェス・アンダーソン監督
他にもたくさんありますが、この10作品はかなり印象に残りました。
次に監督です。
イエジー・スコリモフスキー監督(ポーランド)「エッセンシャル・キリング」
ウェス・アンダーソン監督(アメリカ)「ライフ・アクアティック」「天才マックスの世界」他
ヴェルナー・ヘルツォーク監督(ドイツ)「フィツカラルド」「キンスキー、我が最愛の敵」他
セドリック・クラピッシュ監督(フランス)「スパニッシュ・アパートメント」「PARIS」他
ヤン・シュヴァンクマイエル監督(チェコ)「サヴァイヴィング・ライフ」
最後に役者です。
ウディ・アレン(アメリカ)「泥棒野郎」「ウディ・アレンの重罪と軽罪」他
クラウス・キンスキー(ドイツ)「フィツカラルド」「アギーレ・神の怒り」他
サシャ・バロン・コーエン(イギリス)「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」
ショーン・ペン(アメリカ)「ギター弾きの恋」「ツリー・オブ・ライフ」他
ミリャナ・ヤコヴィッチ(ユーゴスラヴィア出身)「アンダーグラウンド」
リュディヴィーヌ・サニエ(フランス)「引き裂かれた女」「スイミング・プール」他
です。この他にも色々な傑作、名監督、名役者に出会えました。
2012年はどんな映画に出会いどのような影響を受けるかがとても楽しみです。